大阪堺市のペットクリニック-キキ動物病院 | 日記 | カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメなど)の卵管脱(お尻から内臓が出ている)【大阪府堺市の動物病院】

土日祝も診察しています。フィラリア検査、狂犬病ワクチン接種、混合ワクチン接種、健康診断実施中

Top >  日記 > カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメなど)の卵管脱(お尻から内臓が出ている)【大阪府堺市の動物病院】

大阪堺市のペットクリニック-キキ動物病院 の日記

カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメなど)の卵管脱(お尻から内臓が出ている)【大阪府堺市の動物病院】

2013.09.05

カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメなど)の卵管脱(お尻から内臓が出ている)【大阪府堺市の動物病院】



カメは総排泄腔(お尻)から卵管を脱出させることがあります。

はっきりとした原因はわかっていませんが、産卵の前後や発情中にみられることが多いです。

脱腸と誤解されることも多く、飼育者が卵管脱か脱腸かを判断するのは難しいと思われます。


  卵管脱.JPG
写真は卵管脱を引き起こしている総排泄孔。

脱出部を後肢で引っ掻いて自傷している。脱出部に浮腫・壊死が見られることも多い。



卵管脱の治療で注意する点としては、脱出部を総排泄孔に押し戻して巾着縫合しただけでは卵管は元の位置に整復されず、より状態を悪化させるだけになることも多いことです。



卵管脱は状態によっては数日で亡くなってしまうこともある緊急状態です。

排泄口から何らかの臓器が見えている場合は、その臓器を乾燥させないように濡れたガーゼなどで覆い、できるだけ早く動物病院で治療を受けましょう。



キキ動物病院

http://www.kiki-petclinic.com/ 大阪府堺市中区深井北町117-3

072-276-3555

カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメなど)の卵管脱(お尻から内臓が出ている)【大阪府堺市の動物病院】

日記一覧へ戻る

【PR】  Da・mana  南国式Relaxation Salon&School Flamboyant~ふらんぼやん~  アトリエ ベルアール  ドラスルカフェ  音楽教室ムジカファーム