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ウサギの膿瘍【大阪府堺市の動物病院】

2013.04.08

ウサギの膿瘍【大阪府堺市の動物病院】  

ウサギの飼い主の間で膿瘍は有名だと思います。
実際、膿瘍を主訴として動物病院に来院するウサギは多いです。

ウサギの膿瘍はいくつか特徴があります。
一つは非常に濃く、硬い場合が多いということ。  

写真はウサギの右下顎部にできた膿瘍ですが、内容物がチーズ状であることが分かります。  

もう一つの特徴は、膿瘍を囲む膿瘍壁が厚くなることが多いということです。
この暑い膿瘍壁に囲まれて治療薬(抗生剤)が届きにくいことになります。
そのことに関係しているのですが、ウサギの膿瘍は非常に治りにくいです。
特に歯周疾患(不正咬合など)が原因の場合は完治することが少ないです。  

完治が難しい以上、予防が大事になるのですが、上記の通り、歯周疾患が進行すれば難治性の膿瘍を形成することが多いので、歯周疾患を進行させないことが重要になります。  

定期的に歯の健康診断を受けることによって膿瘍の発生率を大きく下げることができます。
ウサギの歯の健康診断は動物病院で相談してみましょう。  

キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555

ウサギの膿瘍【大阪府堺市の動物病院】

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