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小鳥・セキセイインコ・オカメインコなどの卵詰まり【大阪府堺市の動物病院】

2013.01.07

小鳥・セキセイインコ・オカメインコなどの卵詰まり【大阪府堺市の動物病院】

セキセイインコ、オカメインコなどの小鳥は卵を詰まらせることが比較的多くあります。
この症例(セキセイインコ)は他院で治療を受けていたが良くならず、食欲が低下してきたとのこと。
触診すれば腹部に卵らしきものに触れる。

いつから卵がお腹に存在したのかわからないので、治療反応が読めないが、まずは内科治療を試みる。
12時間経過しても内科治療に反応がないので、外科的に治療することになった。
この場合、通常はまず圧迫排卵を試みるが、この症例ではまったく排卵口が弛緩しない。
ここで手術を躊躇していると死亡率が手術するよりも高くなってしまうので、速やかに手術に移行した。

写真は摘出した卵(破砕して摘出)と卵管

卵詰まりは手術の方が成績がいい場合も多々あり、鳥の手術は怖いからといって選択肢から外すべきではない。
卵詰まりの治療方針は手術のメリット、デメリットをよく相談の上で決める方がいいでしょう。


キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555

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