大阪堺市のペットクリニック-キキ動物病院 の日記
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計画的帝王切開【大阪・堺の動物病院】
2012.07.18
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計画的帝王切開今日も帝王切開手術がありました。
前回と違って今回は分娩が始まる前に手術を計画していたので、スムーズに安全にコトが運びました。
2日前のレントゲン検査で母体の骨盤が胎児の頭の大きさから考えればかなり小さく、難産になることが予想されたので計画的に帝王切開に踏み切りました。
無事手術は終わり、母体も安定し、仔犬たちも母乳を飲み始めました。
写真は今回ミニチュア・ダックスフンドから生まれた仔犬です。
今回のように難産になることが予想される場合は(実際に難産の兆候がみられる前に)計画的に帝王切開を行うのも一つの方法です。
遅すぎる帝王切開よりも早すぎる帝王切開の方が胎仔の生存率が高いことはさまざまな文献から明らかです。
ワンちゃんに子供を生ませたい時はかかりつけ医によく相談し、帝王切開の時期などもあらかじめ決めておくとスムーズに出産のイベントを迎えることができるでしょう。
キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555