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ウサギの足底皮膚炎(ソアホック・飛節びらん)【大阪・堺の動物病院】

2011.07.01

ソアホック(足底皮膚炎・飛節びらん)という病名はうさぎを飼っている人なら知っている方も多いと思います。

ソアホックは兎の足裏に持続的に圧力がかかることによっておこる皮膚炎の症状のことです。

原因としては大きく2つに分けられます。一つは飼育方法などの環境要因、もう一つは肥満や運動不足などの生体側の要因です。



硬い木製、およびプラスチックの床材、フローリングの上で生活していると足裏に負担が掛かりやすくなります。

肥満により足裏の負担が大きくなるのは想像しやすいと思います。また、活動すれば持続的に足裏に圧力がかかってしまうことを防げるのですが、運動不足によってソアホックがおきやすくなります。



ソアホックは軽度では治療は短期間ですみますが、時間が経てば進行して骨に炎症がおこってしまって断脚しか治療方法がないこともあります。

また、基礎疾患や飼育環境を改善しなければ治りにくかったり再発したりします。



たかが足裏のことと思ってしまいがちですが、発見すれば早めに対処してあげる方がいいでしょう。



キキ動物病院

大阪府堺市中区深井北町117-3


072-276-3555

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