大阪堺市のペットクリニック-キキ動物病院 の日記
-
フェレットの犬ジステンパーウイルス感染症・ワクチン予防【大阪・堺の動物病院】
2012.04.01
-
フェレットは犬と同様に犬ジステンパーウイルスに感受性があり、フェレットにおける犬ジステンパーウイルス感染症の死亡率はほぼ100%です。この点、死亡率が50%ほどの犬とは異なり、フェレットではよりワクチン予防が重要とされる大きな理由となっています。
また、人には犬ジステンパーウイルスが感染することがあり、人に犬ジステンパーウイルス感染した場合は無症状と言われています。そのため、ワクチン予防をしていないフェレットには常に犬ジステンパーウイルス感染の危険性が存在しているということになります。
現在、日本ではフェレット用に認可されている犬ジステンパーウイルス感染予防ワクチンはありませんが、通常犬用のワクチンで予防されます。
以上のことを踏まえて考えるとフェレットと安心して生活する上で予防注射は必須だと言えるのではないでしょうか。
一緒に生活しているフェレットに予防接種をしていない場合は早めに動物病院で相談してみてください。
キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555